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実施日:2006年11月5日(日)
実施場所:兵庫県立やしろの森公園(加東市)
参加者年齢幅:30代前半〜60代後半
11月5日(日)。秋晴れの好天候の中、第1回の田舎暮らし体験を実施しました。
今回のキーワードは、「そばから学ぶ」です。
はじめに、集まった参加者の方々で自己紹介をしていただき、簡単なゲームでリラックス。どの方もはじめから積極的に声を出し、お互いに言葉を交わし、和やかな雰囲気の中からスタートしました。
まず、いきなり「そば打ち」体験からです。
今回は、家庭でもできるそば打ち体験に挑戦。また、そばの味を100%楽しんでいただこうと敢えて10割そばを選びました。2つのグループに分かれて、2通りのやり方を実施。ひとつは、事前にやしろの森事務局の岡井さんが作成した「水回し棒」を使ってまぜる方法。もうひとつは、ポリ袋を使ってまぜるやり方。プチ袋を使用した参加者から「とても新鮮味があって面白い。プチ袋で簡単にまぜられるなんて…。」と初めての感覚を楽しんでいたようです。
参加者のうち、そば打ち経験者は、数名。その中の一人の方は、以前にそば打ちをした時はうまくいかなくて全く美味しくなく、あまりいい思い出がないと言われていました。そして、今日は再挑戦したいという意気込み!?とか。
そばは、水加減が一番大事。自分の目と自分の手の感覚を使って実際に繊細な部分も体感。面切り包丁で同じ大きさに切るのが少し難しかったようです。でも、すぱっと切れる感覚が楽しくて、この包丁を購入したいという声も上がりました。
さて、出来上がったそばは、すぐに茹でて試食。味は、「すごく、美味しい!」の歓声が。再挑戦された方のそばもとっても美味しく出来がありました。特に自分で打ったそばは、気持ちもこもっていて特別に美味しかったようです。
参加された方から、『「そば打ち」体験というのは、ずいぶん前に1回したことがあるけど、たいがいは、ほとんどセットされていて、流れ作業のようなシステムだから、「はい、体験しました」という感じであまり印象に残らないけど、今回のように水加減のことや、蕎麦についてのことも、お店のプロからではなく、試行錯誤しながら作り上げてきた方たちからの言葉で学ぶことができると、自分の生活につながって考えられるからとてもよかったです。』という手作りの体験の喜びの声をいただきました。
お昼は、やしろの森公園でとれたアイガモ米の新米ごはんと森でとれた野菜から作った具沢山のお味噌汁、朝の間に漬けてくださっていた大根の株のお漬物など、たっぷりの田舎ご飯をみんなで顔を向かい合わせながらいただきま〜す!
午後からは、まず「そば」について学びました。
兵庫出石のそばは、信州の職人さんを連れてきたことから始まったとか。また、田舎の人にとってそばは、簡単(畑でもできる)で短時間(約80日間)でできる穀物なので、米の代わりの主食として扱われていたこと。そして、そばには素晴らしい栄養があるということについても学びました。また実際に、昔の人が使っていた脱穀機を使って脱穀体験をし、脱穀機の移り変わりや唐箕選(とうみせん)のつくりなど、どんな工夫がされていたのか、自分の目で観察しました。
そばについて学んだ後、里山の秋を身体で感じる「自然体験活動」を実施しました。主なアクティビティは、葉っぱを使ったじゃんけんゲーム、じゃんけんゲームで使った葉っぱを利用して似顔絵づくり。似顔絵は、本当にびっくりするぐらい特長をつかんでおり、とっても素敵な1枚の自然素材作品が出来上がりました。
また、最後に、地面に身体ごとごろんと寝転んで空を眺め自分と自然とが対話する時間を作りました。その後、何を感じていたか、また今の気持ちを一文字で表すという質問をすると、「宙」「楽」「音」・・・と次々に思い思いの言葉が現されました。「若いころよく旅行に行って、疲れたときにごろんと友達と原っぱを見つけて寝転んだことを思い出しました。懐かしくて、とても嬉しい気持ちと安らぎをもらいました。」や、「寝転がったときに、空を見上げたら、木を見たんです。木を下から眺めるこの感覚は、子どものころ普通にしていたことで、大人になって初めてです。私、こんな時間もっていなかったなって気づかされました。こんなにゆっくり木を眺めることできなかったですから。」という感想もありました。
じっくり自然を楽しんだ後は、「簡単にできるそば粉料理づくり」。
そばにならなかった端切れの部分を再度無駄なく利用し、そば粉を足して水と混ぜ、砂糖を加えて煉りこみ、ほどよい硬さになったら、それぞれ好きな形にして揚げました。揚げてできたものに砂糖をまぶして、できあがり。お味の方は、とても素朴で甘さも控えめで懐かしい感じがしたそうです。
最後にティータイムをしながら、今日のふりかえりをし、第1回の田舎体験を終えました。
「体験だけでなく継続のおもしろさを感じさせるものでした。これからも楽しみです。」というお言葉をいただきました。
参加者の皆さん自身に、「楽しもう!何でもやってみよう!聞いてみよう!」という積極的な部分があり、終始笑顔でおられたことがとても印象として残っています。
そば粉の入った袋を約7分振り続けます
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「水回し棒」でくるくるかきまぜます
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力を入れて空気を抜いていきます
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とても真剣に生地をのばしています
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面切り包丁で細く切ってできあがり
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皆さん、おいしく頂きました
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脱穀体験。実が落ちるのが気持ちよさそう
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脱殼機の前で皆さんハイ、ポーズ!
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自然体験。誰の絵か分かりますか?
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上手に葉っぱを使って長い髪のお姉さん♪
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さて、どちらに似ているでしょう?
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そば粉料理。個性豊かな作品たちです。
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