カナダ・バンクーバー在住Kanaさんからの海外生活体験記
2011年7月よりカナダ・バンクーバーに移住したKanaさんの、バンクーバ生活の中での気づきや、生活で役立つワンポイント英会話を毎月お届けします。
vol.01 郵便と新聞配達
カナダには、日本の様に赤いポストとそれ以外にもグレーのポストがあります。
手紙や葉書を投函するのは赤いポストです。
でもグレーのポストには窓がありません。何故でしょう?
このグレーのポストは地域ごとに設置されていて、中央郵便局で仕分けされたその地域の郵便物をトラックがここへ運び入れ鍵が掛けられます。
そしてその鍵を持った配達員さんがその郵便物を取り出し、そこから各家庭へ歩いて配達して回るのです。
毎回中央郵便局や事務所に出向く必要はなく公共機関を使って直接その地域まで行くので、バスや電車の中で制服を着た配達員さんを見掛ける事もしばしば。
それだけ聞くと楽な仕事に聞こえるかもしれませんが、雨の日や寒い冬などはそうも行きません。
それでも、お給料が良く広告配達の歩合もあり、また定年後の待遇も良い事から常に人気のある仕事だそうです。
配達しながらウォーキング、毎日の事となるとなかなか良い運動になりそうですね。
新聞配達の仕組みも日本とはチョット違います。
日本の様にポストへ入れてくれるのではなく、玄関前の芝生へポーンと投げ込まれるだけです。
軒の並んだタウンハウス(日本でいうハイツ)等なら良いのですが、土地の広いカナダの家には玄関の前に芝生が広がっているので歩道からドアのポストまで一軒一軒届けるとなるとその分時間が掛かってしまうというわけです。
雨の日はなるべく屋根の下に入る様「投げて」くれてはいる様ですが、それでも手にする頃には濡れてしまっているのもカナダでは普通の事です。
地域によっては小学校高学年程度の子どもが配達をしている所もあり、彼らにチップを渡すのを楽しみにしているお年寄りの家庭もある様です。
もちろん親が付き添いますが、収入を得る事の喜びや難しさ、責任感を培うという意味でも良い経験になるでしょう。
バンクーバーは9月から3月頃までが雨季。雨に濡れた新聞を手にする日々は、もうしばらく続きます。
